多くの国がそうであるように、日本にも母親に感謝する「母の日」があります。
日本の母の日はいつなのか、そしてどのように祝っているのかについて、この記事では詳しく紹介していきます。
日本の母の日はいつ?どんな日?
日本の母の日は5月の第2日曜日で、2020年は5月10日です。アメリカで母の日として定められた日がそのまま日本に伝わってきたと言われていますね。
当時のアメリカにいたアンナ・ジャービスという女性が、自身の亡き母親を追悼する会で白いカーネーションを配ったのが母の日の始まりと言われています。アメリカ議会で5月の第2日曜日を「母の日」とする法律が施行されたのは1915年のことでした。
日本へはキリスト教関係者から伝わったとされており、日本人も母の日といえばカーネーション、というイメージを持っている人が多いですね。
母の日の風習
多くの日本人は風習としてカーネーションを自分の母親に送っています。花屋で購入してそのまま渡す人もいれば、フラワーギフトを用意する人もいますね。
また、花に詳しい人は色別の花言葉も気にしながら贈るカーネーションを選びます。
カーネーションの色 | 花言葉 |
---|---|
赤 | 「母への愛」「母の愛」 |
ピンク | 「女性の愛」「美しい仕草」「暖かい心」 |
白 | 「純粋な愛」「私の愛情は生きている」 |
黄色 | 「嫉妬」「軽蔑」 |
紫 | 「誇り」「気品」 |
青 | 「永遠の幸福」 |
母の日の成り立ちにちなんで白いカーネーションを選んでも良いですし、「母の愛」を表す赤いカーネーションも良いですね。逆に、黄色いカーネーションはあまり贈らない方が良いかもしれません。ちなみに、カーネーションそのものには「無垢で深い愛」という花言葉があります。
とはいえ、自分の母親が花言葉を気にするタイプでなければ、そこまでこだわらなくても良いでしょう。あくまでも母親が喜んでくれるかどうかが大事なのです。
母の日のギフトの傾向とおすすめ
それでは実際、母の日にはどういったギフトが贈られているのでしょうか。
楽天インサイトが2019年に行った調査では、母の日に贈るものとして一番多かった回答は「フラワーギフト」で、全体の54.4%でした(複数回答あり)。
続いて多かったのがスイーツの34.0%、それから食事(食事券含む)が続きます。
以下、それぞれのギフトのおすすめを紹介していきます。
フラワーギフト
フラワーギフトはやはり母の日のギフトとして非常に人気があります。カーネーションが入っているものを選ぶのがおすすめですね。
母の日が近くなると、様々な花屋から母の日向けのフラワーギフトが購入できます。英語のウェブサイトを持っている花屋もありますので、ぜひ覗いてみてください。
また、母親が海外にいるという方は、海外発送に対応している花屋からギフトを贈るのも一つの手です。
母の日に海外から花が届いたら、きっとすごく喜んでもらえるでしょう。
スイーツ
フラワーギフトの代わりに、母親が喜びそうなスイーツを贈るのも良い祝い方ですね。母の日が近くなると、デパートなどで母の日向けのスイーツが多数販売されています。
特に母親が日本にいないという方は、現地ではなかなか食べられない日本のスイーツを贈ってあげると喜んでもらえるかもしれません。
海外発送対応しているショップで購入するか、自分でEMSなどを使って海外発送すると良いでしょう。なお、国によっては送れないものもあるので注意してください。
海外発送に対応しているおすすめのショップとしては、例えば下記があります。
Rakuten Global Marketなどで海外配送対応しているショップを探してみるのも良いですね。
自分で海外発送する場合、下記ページでEMSについての詳細を確認できます。
食事
日本に母親がいる人は、食事券を贈ってあげたり、ちょっと良いレストランへ連れて行ってあげたりするのも喜ばれるでしょう。
日本語ができる方なら、下記のような食事券を用意するのがおすすめです。
海外に母親がいるという方は、食事は難しくても、日本の食品を贈ってあげることはできるかもしれません。
先ほどのスイーツ同様に、海外発送対応しているショップを探してみるか、自分でEMSなどを利用して送ってみましょう。
服
母親の服の趣味やサイズを把握している必要がありますが、服を送ってあげるのも良い方法です。暖かくなる季節に先立って、夏服を買ってあげるのも良さそうですね。
服のハードルが高ければ、バッグやアクセサリーなどの小物類でも良いでしょう。こちらの方が長く使ってもらえるかもしれません。
また、母親が日本にいる方でしたら、一緒に服を買いに行くというのがおすすめです。本人に気に入った服を選んでもらえば失敗を避けられます。
母への感謝の言葉
母の日にモノではなく言葉が欲しいという母親の方も少なくありません。
「いつもありがとう」という感謝の言葉を、手紙やメッセージカードの形式で届けてあげるとすごく喜ばれるかもしれませんよ。
母の日のプレゼント用にメッセージカード書いた〜 めちゃ可愛くね! pic.twitter.com/7fjo0uJAJq
— なつき🦈 (@cos_natu_v) May 7, 2020
次の日曜日は母の日なので、2人でどちらのお母さんにもメッセージカードを書きました🖌🖊 pic.twitter.com/emqMypMhYW
— 同居人との生活🌈 (@tenantmaboroshi) May 6, 2020
特に、フラワーギフトやスイーツなどにメッセージを添えるのが非常におすすめです。母の日向けのギフトなら、メッセージカードがもともと付属されていることもあります。
文房具店や通販などで母の日用のメッセージカードを購入し、気持ちを込めて感謝の言葉を書いてみましょう。
まとめ
日本では、5月の第2日曜日を母の日として祝っています。カーネーションを贈るイメージを持っている人が多く、実際の贈り物としてもフラワーギフトが人気です。
しかし一方で、スイーツや服など、花にこだわらずに贈り物を選んでいる人も少なくありません。やはり自分の母親が一番喜んでくれそうなものをチョイスするのが一番ですね。
自分の母親が海外にいるという人は、海外発送を行っているショップやEMSなどを利用して、日本ならではのギフトを贈ってみると喜ばれるかもしれませんよ。