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日本で自宅にインターネット回線を引く方法

internet

どこの国で生活するにも、インターネットは私たちの生活に欠かせないものとなっています。仕事や生活に必要な情報を調べたり、YouTubeで動画を見たり、最近ではリモートワークをしたりする方も増えてきていますね。

普段何気なく使っているインターネットですが、自分の国以外で使ったことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。

この記事では、これから日本で暮らそうと思っている外国人の方に向けて、自宅でインターネットを使う方法についてご紹介していきます。

  • 自宅にインターネット回線を引くにはどうすればいいのか
  • どのように契約をすればいいのか
  • 必要な手続きについて知りたい

こういった疑問にお答えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

インターネットを使う3つの主な方法

自宅でインターネットを利用するには、主に3つの方法があります。

  1. 光回線を使う
  2. モバイルWiFiルーターを使う
  3. スマートフォンのテザリング機能を使う

それぞれの特徴を表にまとめたので、目安としてご覧ください。

項目光回線モバイルWiFiテザリング
通信速度
(スマートフォンの通信速度に準ずる)
契約期間2年〜3年が多いなし〜2年が多いなし(月額制)
接続方法有線無線無線
料金月額4,000円〜が多い月額3,000円〜が多い月額0円〜

光回線の特徴

optical line

光回線は一般的に最も通信速度が速く、大容量のデータ通信を行うときなどに適しています。長時間の動画視聴、オンライン会議も快適に行うことが可能です。

光回線でインターネットを利用するにはプロバイダとの契約が必要ですが、プロバイダと回線料金をセットにしたプランも増えてきています。日本では従来「光回線は高い」というイメージがありましたが、最近は手ごろな料金で利用できるようになってきているので、検討してみると良いでしょう。

なお、光回線を利用するのがおすすめな人は、リモートワークやオンライン会議など、自宅で大容量のデータ通信を行う人です。

自宅の電化製品をインターネットとつなげて使う方、家族で違ったデバイスを使うような方(親はパソコンやタブレット、子供はゲームなど)は、業者からWiFiルーターをレンタルするのがおすすめです。

デメリットは、申し込み後に回線工事を行う必要があることです。工事費用がかかること、工事が終わるまですぐには利用できないことがネックですね。

モバイルWiFiの特徴

mobile wifi

モバイルWiFiを使用したインターネットは光回線より通信速度が劣りますが、動画を見るなどの利用で問題を感じることはほとんどありません。

モバイルWiFiの一番のメリットは持ち運びができることです。自宅や会社など、利用できる場所が固定されません。外出先や移動中でもパソコンやタブレットを使用し、インターネットに接続することができます。

場所によっては通信状況が悪くなることもありますが、それ以外に大きなデメリットはないといえます。回線工事は不要なので、申し込み後にルーターが届けばすぐに使い始めることができるのも嬉しいポイントですね。

テザリングの特徴

tethering

契約しているスマートフォンが対応しているものであれば、テザリング機能を使用してPC等をインターネットに繋げることができます。これはスマートフォンがモバイルWiFiルーターのような役割を持つ機能で、通信速度はスマートフォンの速度に準じます。

テザリングのデメリットは、使用できる通信量が少ないことです。テザリングで使える通信量はスマートフォンの契約範囲内になるため、通信量が少ないプランで契約している方は、プラン容量を越えてしまう可能性が高くなります。また、スマートフォンのバッテリーも消費するため、外出先で電池切れになるリスクも増加します。

テザリングをメインに使いたい場合は、プランを大容量や無制限のものに変更するのがおすすめです。

インターネット回線の申し込みから開通までの流れ

利用するインターネットの種類やサービス業者によって手続きは異なります。ここでは主な手続きの流れをご紹介します。

細かい手続きの方法は、各サービス業者のウェブサイトなどでご確認ください。

光回線の場合

  • STEP1
    利用したい光回線、プロバイダ、必要なオプションの決定

    オプションは別料金となっているところが多いです。

  • STEP2
    申し込みと契約

    主にインターネット経由で行います。スマートフォンでも可能です。申し込み時には、以下の対応が必要となります。

    • 提供エリアの確認(住んでいる場所で光回線が利用できるか)
    • 利用するサービスやプロバイダの選択(一戸建てや集合住宅など、自宅のタイプに合わせてプランを選ぶ)
    • 光回線開設工事日の設定

    申し込みが完了すると、完了メールや必要書類が送付されます。

  • STEP3
    光回線開設工事

    工事日として設定した日時に業者のスタッフが来て、光回線の工事を行ってくれます。

  • STEP4
    設定とセットアップ

    プロバイダからの書類などを確認しながら、光回線の設定・セットアップを行います。

  • STEP5
    利用開始

モバイルWiFiルーターの場合

  • STEP1
    希望するサービス・ルーターの選択

    サービス業者のウェブサイトなどで、希望する業者や機器を選びましょう。

  • STEP2
    申し込み

    個人情報や支払い情報を入力して申し込みを行います。光回線と違い、開設工事は必要ありません。

    申し込みが完了すると、完了メール等が送付されます。

  • STEP3
    設定・セットアップ

    ルーターが到着したら、同封書類等を確認しながら設定・セットアップを行います。

  • STEP4
    利用開始

テザリングの場合

※スマートフォンの契約プラン等によっては、テザリングが使用できないこともあります。不明な点があればスマートフォンの契約会社に確認しましょう。

インターネットのサービス業者の例

光回線、モバイルWiFiルーターそれぞれについて、サービス業者の例を紹介します。

光回線の業者

日本には3つの大手携帯サービス会社があり、それぞれが光回線サービスを提供しています。

大手携帯サービス会社でスマートフォンを契約している方は、光回線を利用する際も同じ会社を利用するのがおすすめです。一般的に、通常よりもお得な料金プランなどの特典が用意されています。

モバイルWiFiルーターの業者

モバイルWiFiルーターに関しては、当社が提供している外国人向けのWiFiルーターをおすすめします。2年などの長期の契約期間の縛りがありませんので、気軽にお申し込みいただけます。

他には、UQ WiMAXやBIGLOBE WiMAXなどが代表的な業者として知られていますね。

まとめ

インターネットは、日常生活を送るうえで欠かせない存在です。

契約や設定が煩雑になりがちなので、外国人向けの業者や、外国語対応ができるような大手業者を選ぶようにすると、使用中にトラブルがあっても安心できるでしょう。

利用頻度やよく利用する場所、何に使うかによって最適なインターネットを選んでみてください。

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