日本でも有数の観光地や美食がひしめく北海道。日本人だけでなく外国人の方にとっても一度は行ってみたい場所が多いのではないでしょうか。
今回は、そんな北海道の魅力についてお話ししていきたいと思います。
北海道はどういった場所?
北海道は日本の北端に位置する地域で、広大な土地を持っていることが特徴です。
かつては先住民であるアイヌ人が暮らしていたこの土地は、本土から移住してきた和人との対立を繰り返し、現在の北海道へと移り変わっていきました。
アイヌ人の歴史や文化については、国立アイヌ民族博物館などで展示が行われているので、興味がある方は立ち寄ってみてください。
気候としては日本の中でも寒冷地として知られ、夏は比較的涼しく過ごせるものの、冬は豪雪に見舞われることもしばしばあります。
滑りにくい靴を履く、自動車は寒冷地仕様のものにするなど、観光時には相応の対策が必要になると思っておきましょう。
北海道の有名な観光スポット
北海道に行くのであればぜひ立ち寄りたい観光スポットをいくつかご紹介します。
青い池
青い池は北海道の美瑛に位置している人造池の通称です。以前にはMacBook Proの壁紙にこの青い池の写真が採用されたことでも知られています。不思議なほどに青い池と立ち枯れのカラマツが相まって幻想的な風景を演出していますね。
季節によっては夜のライトアップも行われているので、デートスポットとしてもおすすめの観光地です。
また、青い池の近くには白金温泉という温泉があり、温泉に向かう間には「白樺街道」という遊歩道が整備されているので、あわせて楽しんでみてください。
ノーザンホースパーク
ノーザンホースパークは気軽に馬と触れ合うことのできる観光スポットです。無料で観覧できるポニーショーやパーク内を一周できる観光馬車、乗馬体験ができるホーストレッキングなど、心ゆくまで馬との触れ合いを楽しめます。
サイクリングやバルーンアーチェリー、キッズパークなど、子供も楽しめるアトラクションも多数用意されているので、家族全員で一日中遊ぶことができるでしょう。
ファーム冨田
世界的に有名なラベンダー畑で、壮大な紫色の絨毯を鑑賞することができるスポットです。ラベンダーに限らず、四季折々の花を4月〜10月くらいまで楽しめます。
中でも、複数種類の花でカラフルな風景を演出した「彩りの畑」は必見。絶対に写真を撮っておきたいポイントと言えるでしょう。
敷地内で提供されるラベンダーを使ったソフトクリームやスイーツも、ここならではの商品なのでぜひ味わっておきたいですね。
旭山動物園
「行動展示」と呼ばれる、それぞれの動物が本来持っている特徴や行動を発揮できる環境を作った展示方法で有名な北海道の動物園です。
泳ぐホッキョクグマや円柱の水槽を通るゴマフアザラシ、ぼーっとしているカピバラなど、見どころが満載。限られた期間だけですが、夜間営業もしていて、普段見られない動物たちの夜の姿も見ることができます。
函館山からの夜景
日本三大夜景の一つと言われる函館山からの夜景は、北海道に行くのであればぜひチェックしておきたいものの一つです。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星を獲ったことでも知られていますね。
山頂へはロープウェイを使って登ることができるので、移動に苦労することもありません。山頂にあるレストラン「ジェノバ」で、美しい夜景を見ながら食事をするのも良い思い出になるでしょう。
北海道で有名な食べ物
北海道に行ったらぜひ食べておきたい名物を紹介します。
海鮮丼
北海道といえば海鮮です。海の幸を堪能できる海鮮丼は、北海道グルメとしては外せないチョイスでしょう。
北海道で数店舗を展開するどんぶり茶屋では、カニやエビ、いくら、ウニなどを盛り込んだ豪華な名物丼から、サーモン丼やいくら丼など好きな海鮮のみの丼まで、様々なメニューが揃っています。
数種類の小どんぶりがセットになった「丸鮮丼」は特におすすめのメニューの一つです。
ジンギスカン
羊の肉を焼いて食べるジンギスカンも、北海道で有名なグルメの一つです。中央部が盛り上がった専用の鍋を使い、肉や野菜を焼いて食べます。
羊肉には成羊肉であるマトンと仔羊肉であるラムがあるため、ぜひ違いを意識して味わってみてください。
北海道の帯広に本店を構えるジンギスカン白樺は、有名人も訪れるほどの人気店です。
スープカレー
今や全国的に広く知られているスープカレーも、始まりは北海道だったと言われています。札幌にあるお店が薬膳スープとインドのスパイス料理を組み合わせたのが始まりだったそうです。
そのお店というのが、現在も札幌に店舗を構える「アジャンタ」。「薬膳かりぃ」として提供されるスープカレー元祖の味を一度は味わっておきたいですね。
まとめ
今回は、北海道の観光スポットと名物について紹介しました。
日本人の国内旅行先としても人気が非常に高い北海道は観光にもぴったりなので、興味があればぜひ足を運んでみてください。